海上自衛隊の給料明細

海上自衛隊って、「国」「人命」を守るという物凄い崇高な使命がある職業だと思います。正直、自衛隊にいる人を尊敬します。……が、やはり気になるのは給料。そこで、海上自衛隊の給料明細を公開!

給料明細の投稿



夫が海上自衛官です。
護衛艦勤務ですので、乗組員手当と航海手当(出港があればある程出る)が加算されます。
確かに総支給額では金額は多く思われますが、引かれる額も大きいです。共済やら税金やらでガッポリ6万円位引かれます。(更に団体保険を掛けていれば、その分引かれます)
で、結婚していると出港中は二重生活ですので、食事代や交通費、交際費が別途かかります。(自衛隊は三食出るイメージがありますが、休日は食事を申請しておかないと食べられないようです)
出港も船によりけりですが、最短は日帰り出港。平均は1ヵ月、最長は半年です。(主人は今まで2回半年の出港がありました)
出港も国内だけもあれば、海外もあります。
また、閉鎖的な職場で縦社会、出港すれば逃げ場がないので、異常に自殺率が高いです。
私の主人は、入隊6年目で総支給額32〜34万円、手取りは27〜29万円位です。(扶養手当込み)
子供が二人、私は専業主婦でも贅沢しなければ貯金もちゃんとできます。
護衛艦勤務ではない陸上勤務になると、手取りは20万円弱(扶養手当込み)なので、正直厳しいです。
結婚した当初は、入隊2年目の陸上勤務で手取りは13万円くらいでした。。。
ちなみに自衛隊は福利厚生がしっかりしているので、住居手当は家賃の約半分支給されます。(上限27000円)
扶養手当は妻13000円、子供一人当たり6500円支給されます。
官舎は家賃が安いイメージがありますが、安いところは本当にボロボロで床や畳、押入れはカビだらけ、雨風しのぐだけという悲惨な物件多数。
海曹という階級に上がらなければ、公務員ですがクビになります。
任期制隊員は数年に一度100万円くらいの任期満了金が支給されます。(曹候補士は出ません)
任期満了金をもらって辞めるもよし、三曹になって続けるもよし(任期満了金は曹になると任期制ではなくなるので支給されません)
ただ、任期満了金を受け取って曹に上がると、任期満了金はお給料から少しずつ返済する事になるらしく(友人談)、お給料が階級が上がったにも関わらず減るそうです。

■給与明細の投稿1

海上自衛官(水上艦艇・潜水艦・航空機搭乗員)の給料
33歳 給料月額約28万+乗組み手当が付きます。水上艦艇であれば、月額給与に対して33%UP、潜水艦であれば44.5%UPです。その他、航海手当が海域によって、日額500円から1800円程度。潜水艦は2週間以上潜航した場合、長期潜行手当(日額600円程度)が加算されます。
航空機の場合は艦艇と違い、各階級の初号俸(一番最低給与)の60%が加算されます。
私で言いますと、水上艦艇の場合、28万+33%=37万2千400円。
潜水艦の場合、28万+44.5%=40万4千600円。
航空機の場合、初号俸が約19万ですので、その6割11万4千円が28万に加算されて、39万4千円になります。
水上艦・潜水艦は航海手当や長期潜行手当が加算されます。約5千から1万円位プラスになります。
ちなみに、私は潜水艦に勤務してました。

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